Satake Special Steel Inc.
佐竹特殊鋼株式会社
TEL:042-531-8656

ラップ研磨加工について

ハンドラップ研磨と自動ラップ盤と呼ばれる専用装置を使って行う2種類があります。

【ハンドラップ研磨とは】

湿式となり、液体研磨剤を使用して行います。この液体の中には研削作用を持つ砥粒が入っており、通常#2000~#3000の粒度の液体研磨剤を使用します。

定盤に液体研磨剤を塗布し、製品をその上から均等に圧力を手でかけて、製品を旋回運動させながら表面を研磨し、平面度、面粗度を仕上げていく方法なります。その際に、手動での圧力の一定化や材質に合わせて、摺動させるなどマニュアル化が出来ない為、1人前になるまでに時間がかかる事が最大の問題となります。メリットは、自動ラップ盤で対応出来ない形状や、公差が可能なため 弊社では併用しながら対応しております。具体的な公差としては、大きさにもよりますが、平面度1~2ミクロンに仕上げることが出来ます。

 

【自動ラップ盤での研磨加工とは】

円盤状の平坦なラップ定盤に液体研磨剤を流しながら上下から力を加えて擦り合わせながら研磨していく方法です。弊社の自動ラップ盤は3枚の砥石が回転し、製品をラップ研磨していく物ですが、円盤状の定盤が、研磨加工をしていくうちに変形してくるので、その際には、定盤を修正する必要があり、定盤の形状によって修正の仕方も異なります。

ハンドラップ研磨と違い、機械で対応するために、一度に大量の製品を加工することが出来、回転数等の制御をすればマニュアル化することで、生産効率や、マニュアルを作って作業の再現性も高くなり、比較的早い期間で作業が出来るようになる部分がメリットとなるが、デメリットは、数量が多くないと割高になる。液体研磨剤が、自動ラップ盤に塗布される際に霧状になると、部屋が研磨剤で充満するので、バキューム装置等の換気扇が必要となる。